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Windows 10 Anniversary Update、認証、Windows7へ戻す、MSアカウント紐付け [雑記]

Windows10への無償アップグレード期間が終了しました。
ギリギリの期日になってアップグレードを行い、Windows7への回復やAnniversary Updateまでを試しましたのでメモとして残します。

作業の順番としては以下の通りです。

1:Windows 7 Professional 64bitのバックアップを作成(「システム イメージの作成」を使用、システム修復ディスクも作成)
2:MediaCreationToolを使用してWindows10へのアップグレードを開始
3:Windows10へのアップグレードが完了しログイン、MSアカウントを作成しログイン方法をMSアカウントへ変更
4:Windows10の認証が完了していることを確認(バージョンは1511)
Windows10-1511.png
5:Windows10の認証が無償期間内に完了したので、無償期間後に再度インストールしてもWindows10を使用可能であることから回復メニューでWindows7へ戻す
6:Windows 10 Anniversary Updateの提供が開始されたことを確認し、MediaCreationToolを使用してWindows10のインストールディスク(ISOイメージ)をダウンロード、DVD-Rにディスク作成(ISO内のsetup.exeのバージョンがAnniversary Update適用後であることも確認)
setup.png
7:Windows7を起動した状態からインストールディスクを使用してWindows7の設定を引き継いだままOSのアップデートを開始
8:Windows10のインストールが完了(バージョンは1607)
Windows10-1607.png
9:ログイン後にOSの認証が通っていることを確認しMSアカウントでのログインに変更
10:Windows7へOSを戻す期限が30日間ではなく10日間であることを確認
10day.png

なぜこんな面倒なことをしていたかというと、趣味です現在使用中のPCでWindows7のサポートが切れる期間までハードウェア的に使用し続けることが可能かどうか怪しかったことが根本的な原因にあります。
現時点ではWindows10を使用するつもりがないものの2020年を超えてハードウェアが使用出来た場合はWindows7は期限切れになってしまうわけです。
ですので念のためにWindows10を使用できる権利だけ貰っておこうという算段でした。
もし今のハードウェアが使用不可能になっていればWindows10搭載機を購入しますので本当に念の為でした。

まず第一目標としては無償期間内にWindows10の認証を済ませておくことです。
これで同じハードウェア構成であればいつでもWindows10へのアップグレードが可能になります。

次にAnniversary Updateによる認証に関する変更点です。
Windowsの認証は同じハードウェア構成に対しては認められるものの一部のパーツを変更した場合は認証不可能になる場合があるということでした。Anniversary Updateではそこらへんの規制が緩くなり、MSアカウントで認証の情報が紐付けられることとなったということです。

ですので、Windows10 Anniversary Updateまで適用した状態でMSアカウントでログインを行ったうえでWindows7を使い続けることが私の最終目標でした。

そこで問題になるのがOSの回復に時間的な制約があることです。
無償期間内にWindows10へアップグレードした人は30日間の間は元のOSへ戻すことが許されています。
元のWindowsシステムのデータが残してあるのです。

この状態でWindows10 Anniversary Updateを行うと、元のWindowsシステムとして残るものがアニバーサリーアップデート前のWindows10になってしまいます。
Windows7へ戻すことが出来なくなります。
そのため、この30日間を超えない限りはWindows10 Anniversary Updateは自動的に行われないような仕組みになっているのだそうです。

そこでMediaCreationToolを使用してWindows10 Anniversary Updateまで一気にアップグレードをしました。
MediaCreationToolでISOイメージを作成しWindows10 Anniversary Updateを行うという内容で検索するとクリーンインストールを目的とした解説しか出てこないですが、このISOイメージを使ってWindows7から一気にアップグレードが可能です。
ISOイメージから起動するのではなく、Windows7を起動した状態からsetup.exeを実行すればOSやアプリケーションを引き継いだアップデートが可能となります。

現在はアニバーサリーアップデート済みのWindows10(バージョン1607)でブログを書いています。
画像のように「Windows7へ戻す」のメニューも表示されています。
ここで問題となるのはWindows7へ戻すための期限が30日ではなく10日間に減っているということです。

*こちらも参照「Windows 10 の回復オプション

[追記2-2016-08-12]
INTERNET WATCHの記事「Windows 10 Anniversary Update、以前のビルドに戻せる期限が1カ月から10日に短縮
 Microsoftは、Windowsのヘルプページを更新し、Windows 10 Anniversary Updateにアップグレードを行ったPCでは、以前のビルドに戻せる期限が1カ月から10日に短縮されることを明らかにした。


私のブログも含めてAnniversary Updateから元のOSに戻す期限が10日に変わったことは広く話題になっていたと思います、多分。
それをもって自分のブログがオリジナルだと主張するわけではないですが、INTERNET WATCHさんの記事が遅過ぎませんか。
何か、Microsoftさんが8/10なんて遅いタイミングで世間に向けてアナウンスしたとする記事にはちょっと違和感を感じます。
上にも貼ったのMicrosoft公式サポート記事へのリンクで10日間であることは言及されていて、その文章には文章番号とリビジョンが記載されていています。
「文書番号:12415 - 最終更新日: 2016/07/20」となっているのでAnniversary Update前の7/20には公式アナウンスされていたことになりますよね。私のブログも相当遅いということです。

インターネットメディアがどの程度の地位なのか分かりませんが、INTERNET WATCHさんと言えばPC界隈で言えば主要メディアだと思っていました。
彼らに記事を書かせるような公式なアナウンスが8/10になるほど遅れるんですかね?
そもそも公式アナウンスは打診されたのか?この記者がたまたま見付けて記事にしただけでMicrosoftさんはだんまりのつもりだった?とか邪推したくなります。
あれだけアップグレードの手順などの解説に役立ったメディアにもダウングレードの話はアナウンスされなかった?
「明らかにした」ではなく「明らかにしているのを記者が見つけた」だったり?
「10日間」ってのは、こうやって1つの記事に出来る程の大きなことだと思うんだけどなあ…
記者発表、プレスリリース的なイメージを想像しているから違和感あるのかな。
Windows10絡みで言えば公式なセミナー的なもんをやってくれた上で記事が書かれているもんだと思っていたけど違うのか?
個人の記事と違って大手のメディアの記事は公式なものとして受け止めているので、やはり違和感が拭えません。

[追記終わり]



別にWindows10を使用し続けても大した問題はないのですが、何となく気持ちが悪いので当面はWindows7に戻して運用したいと思っています。
10日間以内に回復の作業を開始しないとね。

PS
RADEONのCatalyst Control CenterがWindows10非対応でした。
高機能なハードウェアデインターレースの設定が弄れないのは不満ですね。
Windows10にして問題となりそうなのは動画関連の機能が多いような気がします。

PS2
MSアカウントにWindows10の認証の情報が届いているのか確認する方法が分かりませんでした。
使用中のデバイスの中に現在のハードウェアでWindows10を使用していることはアニバーサリーアップデート前から記載されてはいます。
おそらく認証情報に関しては明記されないのでしょうね。

[追記]
マイクロソフト社のサポートページにライセンス認証についてちゃんと明記されていますね。
検索かけても解説している記事がないのはなぜなんでしょうか?

ハードウェア構成の変更後に Windows 10 のライセンス認証をもう一度行う

MS社のサポートによると、ライセンス認証ページに [Windows は、Microsoft アカウントにリンクされたデジタル ライセンスによってライセンス認証されています]と記載されるそうです。

管理者権限でサインインして、[設定]→[更新とセキュリティ]→[ライセンス認証]と辿ると以下のように表示されます。
nin.png
上記のサポートページにあるようにWindows10のバージョン1607以降の機能とはっきり書かれているので、バージョン1511の時はこの表記はなかったのでしょう。

これで目的は全て完了となりました。

[追記3-2016-08-18]
窓の杜の記事「“無償アップグレード権”があればホントにWindows 10へ無償アップグレードできる?
これもパクリだとは言わんけどさ。
個人のブログよりも遅くて内容も説明不足とかどうかと思うわ。
うちのは「平日が仕事なんで週末に遊んでみました」ってスタンスだったんで日曜日にこんな記事アップしているんだから、大手がそれより遅れちゃダメだよ。

しかもポイントが何なのかを理解していないからか説明が全然ないし。

上の方でも書いたけど、私のブログの方のポイントは、
・Windows 10 Anniversary UpdateをクリーンインストールではなくWindows7からのアップグレードすること
・MSアカウントへの紐付けはどこで確認したら良いのか
をやってみたものです。
検索かけても該当しそうな記事がなかったので自分でやってみたということです。

Windows 10 Anniversary Updateの提供から何日経っているんか考えたらマジで遅すぎ。


[追記4-2016-08-20]
Windows7に戻してますが、アップデートがいつまでも始まらない、更新の確認が進まない現象が起きなくなっていて快適です。
嫌がらせ期間は過ぎたんですね。

MSアカウントでサインインして自分のアカウントのデバイスを見てみると登録されたPCがWindows10の表記のまま残っています。
MSアカウントを使用した各デバイスで共通化というか同期的なサービスを利用するのならWindows7に戻すべきではないですよね。X-BOX使用者だったらWindows10が良いのだろうなあ。

このMSアカウントに表示されるデバイスですが、Windows10のBuild表記が載っていますのでAnniversary Update適用後に認証を受けていることが確認出来ます。
ビルド14393と表示されていればMSアカウントと紐付けされているということですね。
MS-account.png
タグ:Windows10
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