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ダビング10 [ニュース]

JEITAアンケート「ダビング10でも補償金不要」が78%

消費者側からはこういう意見が出ています。
権利者団体としては、消費者を直接批判することは当然の如く避けていくわけです。
その結果、
「ちゃぶ台返し」とメーカー批判=iPod課金めぐり-著作権団体ダビング10問題で権利者団体がメーカー側を非難「ダビング10を人質にしてはいない」。権利者団体会見
メーカーを悪者にしようとするわけですねw

ここ半年位の話を時系列で追ってる人間なら、(ダビング10に至る経緯、対立点は置いといて)ダビング10がこじれた原因は、関係のなかった補償金制度の話をセットで進めようとしたからだということは理解していると思います。
また、ダビング10以前から補償金制度は縮小方向へという話で国内は動いていました。

この権利者側の胡散臭さに関しては、一番下の記事の、
 現在の要因については、「“とあるメーカー”が極めて原理的に拒否反応を示し、議論の経緯も学習しないまま、さまざまな策を労してJEITA内部で多数派工作を行なった結果、と聞いている。また、経済産業省というプレーヤーが新たに参入してきたことで、2年の歳月をかけてたどりついた“文化庁提案”に対する理解が十分でないことからくる、頓珍漢な対応が多々生まれ、混乱にいっそう拍車がかかっている」と現状を説明。それらを配布した資料の中で「ちゃぶ台返し (ノ-_-)ノ ~┻━┻」と表現し、新たに表明された懸念について反論した。

 なお、ここで言及した「経済産業省の動き」については、「伝聞に基づくものだが、文化庁提案についてそれを受諾するのは難しいという方向に動かれているという風に聞いている」と説明。“とあるメーカー”については、「わかっていますが、記者会見の場ではいえない。議論を(メーカー批判に)誘導するつもりで言っているわけではない」とした。

で明白です。
記者会見でこんな恥知らずなことができるなんて…

このツラを覚えておいて下さい。
こんなバカなことを会見でやれる人間が、今後、著作権に絡んだ話では権利者の代表として何度も登場してきますので。

5/31追記
JEITA、「ダビング10」延期と補償金について公式見解-「タイムシフト機器への補償金に合理性ない」
Dpa、ダビング10開始延期について声明-「情通審の審議を見守っていく」

JEITAとDpaからもアナウンスがありました。
JEITAは筋をあまり曲げずに、補償金に反対。
地デジ、ダビング10の規格を管理しているDpaは直接的な利害関係にないので他人事。
っといった模様です。

機器メーカーは近くのビジネスチャンスがあるのにも関わらず妥協をしようとしません。
おそらく、その理由は「ダビング10」の有用性があまり無いからだと思います。
消費者がメリットを感じることは少なく、むしろ「良くなる」とアナウンスしていた分だけ不満が更に増えることを予想しているんでしょう。

このままこじれ続けることが消費者にとって良いことかは分かりません。
個人的には、こじれ続けて第3の道が現れることを祈っています。
タグ:ダビング10
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