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国軍の文民統制 [ニュース]

「関係ねえ」発言 空幕長、「一部不適切だった」

この判決自体には賛否両論あるかと思います。特に最高裁まで持っていけないゆえに、「違憲判決」というより「蛇足」として扱うしかないという点なんかが。

しかし、どんな両論があったとしても司令官が「関係ない」などと言うのは論外です。
ここ最近も何度かありましたが、文民統制を理解できていないのではないでしょうか?
今回の件だけではありませんが、「現場の本音」に聞こえてなりません。

PS
違憲と判断された活動は航空自衛隊のものです。

忘れっぽい方は、既に撤退したサマーワの陸上自衛隊と勘違いされているかもしれませんが、活動内容は全然違います。
陸上が「給水」「医療」「道路」あたりが中心の活動で、イラクの中でも割と平和な地域での活動でした。
しかし、撤退の裏で進められ強化されていった空での活動は、イラクでも極めて危険な地域で行われ、多国籍軍の人員、物資の輸送を主な活動としておりました。

復興のための物資ではなく、戦闘のために必要な兵と兵装の輸送です。

陸上自衛隊撤退の時に、この部分を指摘していた方は居たのですが、喉元過ぎれば…ということで、しばらくは何の批判もありませんでした。
今回の判決に関しても、他の事件に隠れてか、航空自衛隊の活動内容に関して改めて紹介している報道はなかったのではないでしょうか?

おそらく、このまま行けば、撃墜などの事件が起きるまで航空自衛隊の活動が見直されることがないまま進むと予想されます。
タグ:自衛隊
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