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サービス残業 [ニュース]

今、”サービス残業”のニュースに関してblogを書くとすると例の政治思想を持った大阪府職員の話をするのが流行りだろうが、こっちは↓大学でのお話。
阪大 サービス残業4万時間超
その結果、218人について、残業時間などが実際より少なく記録され、「サービス残業」の時間数はあわせて4万4710時間に上ることがわかりました。


記事には教職員とされていますが、おそらく(事務系)職員だけでしょうね。

私の働く大学では、教員の”残業時間”など記録しているのを見たことがありません。
私の眼の届く範囲というのは所謂研究室所属の研究者ですので、おそらく時間外の労働というモノがそもそもないんでしょう…
賃金という点で言えば研究者に残業代は出ないのかもしれませんが、”労働時間”を考えれば無制限というのはおかしな話だと思いますがね。
労働時間に関して言えば、全く管理していないどころか、割と強要されてるような気がするんですが~w
研究室(チーム)としてマトモに機能させていくための、構成メンバー(学生含む)へのマネージメント能力ってのは必須ではないのかな?
(ちなみに、うちは労働組合加入率が非常に低いです。理由は、↑の府職員なんかのと同じような団体しかないから。)

大学の研究室に勤務する人間は、人選などを研究室もしくは周辺が行いますが、雇用するのは大学そのものだったりします。
普通の会社にとっての部署・プロジェクトのように見えて、研究室が個別に予算を(外部、主に国から)取ってくるため独立した権限を持っていると言えます。
極論を言えば、大学側が地位と箱(部屋)を与えているだけです。
(研究費の何%かは場所を貸している大学側にピンはねされる仕組みになっています。部屋などの設備を維持するために使用されます。ただ、当たった研究費に対して%で計算されるので、額が大きいと大学側では使えきれなくて研究室に戻ってきますが。)

また、予算(つまり研究費)は申請した”人”に当たったものなので、人が移動すれば予算も一緒に移動します。
大学側が優秀な人材を集めて、色んなマネージメントを行えば、うちのような旧来型の何もしない大学からは人が去っていくことになるのかもしれません。

PS
謝礼、接待...博士号授与はグレーゾーンだらけ
こんな記事がありましたが、私は何の謝礼も差し上げたことがありません。
ただ、医学部だったら大変だったのにね、という話をある教授から聞きました。
うちの医学部がそうであると断言できるわけではないのですが、決してこの大学が特別なケースだったわけでもないと思います。
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