キングブレードX10 III（キンブレ3） - 第32回（Androidソフトウェアのバグ）

この記事を書いてから私の掲載している全QRコードを再チェックします。
掲載しているコードが間違っている可能性があり、この土日で全て確認して最新の正しいQRコードに訂正する予定です。

以下、なぜそれを発見出来たかの過程です。

キングブレードX10iiiのブレードリスト（QRコード）はメンバーカラーの変更やメンバーの追加などに対処できる素晴らしい機能だと思います。
ただ、対応したソフトウェアが動かない端末しか持っていない方には何の恩恵もありませんでした。

QRコードの転送には赤外線のLEDが使われているようで、LEDの駆動には音声出力端子が使用されます。
音声出力端子から出る信号をオシロスコープで確認したところ、左右の出力が逆位相になっているように見えました。
この方式のためか、優れたヘッドホンアンプ能力を持っていると思われるXperia機ではキングブレード用のソフトウェアは使用不可能でした。現実にはありえない音声信号ですもんね。

実際に私のブログへのアクセスログを解析するとQRコードの転送に失敗したり、転送する方法が無い方が結構な数居るようにみえます。

そこで、QRコードをカメラで読み取るための処置としてA4サイズにハロープロジェクト全グループのQRコードを印刷することを想定したものを公開しました。
キングブレード用のソフトも当ブログの閲覧も同じ端末（スマホ）から行っていた場合にQRコードを読めなくなるからです。

次のネタとして、Android内のブレードリストのファイルを直接転送することを考えていました。

NEXUS7（2012）をPCへ接続します。

適当に階層構造を掘っていくと下記フォルダにブレードリストが格納されているようです。
コンピューター\Nexus 7\内部ストレージ\Android\data\jp.co.ruifan.kingblade\files\0001


このフォルダ内のlistというファイルの中は以下の通りで、各ブレードリストの名前とRGBWの設定値が入ったファイル名が格納されています。ここはテキストファイルかな。


次に実際のブレードリストの中身ですが、漢字表記の各メンバー名とRGBWの設定値が入っています。
画像はテキストエディタですが、実際のファイルの中身はバイナリデータだと思って良いです。


せっかくなんでバイナリデータのフォーマットはどうなっているか確認しようと見ていたのですが…
NEXUS7（2012）上に表示されている数値とこのファイルの中身が一致しないんですよね。
オカシイなと思って既に掲載しているQRコードを読み取るとQRコードの中身が古い数値なんです。
で、ブログ掲載後に数字を弄ったかと思ってQRコードを生成してから自分で読み取ってみると数字が古いまんま…

バイナリデータの中に各メンバー名や設定値が2つ連続で並んでいることや、設定値らしくものが微妙に違っていることから1つ前の履歴を残しているか何らかのバグがありそうだと気付きました。

数値が最新のものになっていないメンバーの値を一度違う値にしてSELECTを押し、数値を戻してからSELECTを押すとQRコードが最新のものを生成するようになりました。

ってことで、私が掲載していたQRコードは私が現在使用しているものの1つ前のバージョンである可能性があります。

こういう怪しい挙動を示すソフトは危険なので、直接Androidにファイルを転送するアイディアは止めます。
これから当ブログに掲載しているQRコードの全チェックと訂正作業に入りたいと思います。

以上。

追記：
佐藤優樹のWのデータだけオカシイな。
他のメンバーのも含めてQRコードのフォーマットがWのデータだけが2度繰り返す設定になっているのもオカシイんだけどさ、QRコードをテキスト変換すると佐藤優樹だけ0と5の違う値を出力している。
もう一度ブレードリストを変更してファイルを更新したら良いのかな。

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